京都 - 広島・徳山線 (Kyoto–Hiroshima Tokuyama Bus Route)

京都 - 広島・徳山線(きょうと - ひろしま・とくやません)は、京都府京都市・乙訓郡大山崎町・大阪府枚方市・高槻市と広島県広島市・大竹市・山口県岩国市・周南市を結ぶ高速バス路線である。
現在は京都 - 広島間の昼夜各1系統ずつのみである。
本項目では運行会社と昼夜行の別により、かつての系統とともに一括して記す。

現行

広島昼特急京都号(昼行 / 西日本ジェイアールバス・中国ジェイアールバス)
京都駅烏丸口・高槻バスストップ - 広島バスセンター・広島駅新幹線口
広島ドリーム京都号(夜行 / 西日本JRバス・中国JRバス)
京都駅烏丸口・名神高槻 - 広島バスセンター・広島駅新幹線口
席は全便予約指定制。
乗車前にあらかじめ乗車券を購入しなければならない。

廃止された運行系統

昼特急まいこ号(昼行 / 防長交通 - 2006年11月30日廃止。写真参照)

四条河原町・京都駅八条口・名神高槻・茨木インターチェンジ - 広島バスセンター - 徳山駅前
SANYO EXPRESS・まいこ号(夜行 / 京阪京都交通・防長交通 - 2008年1月30日出発便を最後に廃止。)

洛西バスターミナル・京都駅八条口・京阪電気鉄道枚方市駅 - 広島バスセンター・岩国駅前・徳山駅前

広島昼特急京都号・広島ドリーム京都号

西日本ジェイアールバス
高雄・京北線京都営業所が昼行0.5往復・夜行0.5往復を担当。

中国ジェイアールバス
広島支店が昼行1.5往復・夜行0.5往復を担当。
なお、京都駅烏丸口 - 吉備サービスエリア間は岡山支店の乗務員が運転。

SANYO EXPRESS・まいこ号

京阪京都交通
亀岡営業所が夜行0.5往復を担当。

防長交通担当便の京都側運行支援業務は中山営業所が担当。

防長交通
周南営業所が夜行0.5往復を担当。

京都側の予約・発券業務は京阪バス・近鉄バスでも可能。

枚方・高槻側の予約・発券業務は京阪バスでも可能。

広島側の予約・発券業務は防長観光バス・広交観光でも可能。

岩国側の発券業務は岩国市交通局でも可能。

運行経路・停車停留所

太字は停車停留所。
高槻・枚方以東のみ、および広島以西のみの利用は不可。

広島昼特急京都号・広島ドリーム京都号

京都駅烏丸口(07) - 国道1号 - 京都南インターチェンジ - 名神高速道路 - 大山崎インターチェンジ大山崎バスストップ(06) - 高槻バスストップ(05) - 中国自動車道 - 山陽自動車道 - 広島インターチェンジ - 国道54号祇園新道 - 中筋駅(04) - 不動院前駅(03) - 広島バスセンター(02) - 広島駅新幹線口(01)
括弧内数字は駅コード。

中国JRバス担当便は淡河パーキングエリア・吉備サービスエリア・八幡パーキングエリアで休憩。
西日本JRバス担当便は白鳥パーキングエリア・福山サービスエリアで休憩。
また、広島ドリーム京都号は下りは白鳥パーキングエリアで休憩。

SANYO EXPRESS・まいこ号

洛西バスターミナル - 国道9号 - 西本願寺前 - 京都駅八条口 - 国道1号 - 京都南IC - 名神高速道路 - 京滋バイパス - 第二京阪道路 - 枚方東インターチェンジ - 国道307号 - 京阪枚方市駅北口 - 国道1号 - 摂津南インターチェンジ - 近畿自動車道 - 中国自動車道 - 山陽自動車道 - 広島IC - 国道54号祇園新道 - 中筋駅 - 広島バスセンター - 中広出入口 - 広島高速4号線 - 沼田出入口 (広島高速4号線) - 五日市インターチェンジ - 山陽自動車道 - 大竹インターチェンジ - 大竹IC入口 - 国道2号 - 岩国駅前 - 国道2号 - 岩国インターチェンジ - 山陽自動車道 - 玖珂インターチェンジ - 熊毛インターチェンジ - 徳山東インターチェンジ - 国道2号 - 徳山駅前
龍野西サービスエリア・小谷サービスエリアで休憩。

運行回数

広島昼特急京都号・広島ドリーム京都号:昼行便1日2往復、夜行便1日1往復
SANYO EXPRESS・まいこ号:夜行便1日1往復

歴史

1989年12月22日
- 京都交通 (亀岡)・広島バスの2社によりSANYO EXPRESS・もみじ号を運行開始。
当初は、祇園 - 広島バスセンター間で、昼行便、夜行便共に運行された(後に昼行便は廃止)。

1997年10月1日
- 広島バスの都市間高速バスからの撤退により、SANYO EXPRESS・もみじ号の広島バス担当便が防長交通に移管された。

1997年11月1日
- SANYO EXPRESS・もみじ号の広島側を徳山市(現・周南市)まで延長。
同時に愛称をSANYO EXPRESS・まいこ号へ変更。

2004年8月1日
- 防長交通が単独で昼特急まいこ号を運行開始。
同時に中国ジェイアールバスが単独で広島昼特急京都号を運行開始。

2004年10月1日
- 昼特急まいこ号が名神大山崎、名神高槻、名神茨木に停留所を増設。

2004年12月1日
- 昼特急まいこ号の中筋駅・広島バスセンター - 徳山駅前間の相互利用が可能となる(広島 - 徳山・防府・山口・萩線と共通乗車可能。
ただし乗車は空席がある場合に限られ、予約はできなかった。
また、広島市内のみの利用は不可)。

2005年4月8日
- 昼特急まいこ号が大塚駅 (広島県)に停留所を増設。

2005年7月1日
- 京都交通 (亀岡)の事業廃止により、SANYO EXPRESS・まいこ号の京都交通 (亀岡)担当便が京阪京都交通に移管された。

2005年7月15日
- 広島昼特急京都号に西日本ジェイアールバスが参入。
同時に西日本ジェイアールバス・中国ジェイアールバスの2社が広島ドリーム京都号を運行開始。

2006年3月18日
- SANYO EXPRESS・まいこ号の京都側を洛西バスターミナルまで延長。
SANYO EXPRESS・まいこ号は四条河原町への乗り入れを中止。

2006年11月30日
- 昼特急まいこ号廃止。
これに伴い四条河原町・大塚駅・周陽町中央病院入口への停車を廃止。
玖珂インターチェンジ・熊毛インターチェンジは翌日以降SANYO EXPRESS・まいこ号が停車。
車両は広島 - 徳山・防府・山口・萩線に転用される。

2006年12月1日
- SANYO EXPRESS・まいこ号が大竹インターチェンジ入口・玖珂IC・熊毛ICに停留所を増設。

2008年1月30日
- 燃料費の高騰などによる採算性の悪化を受け、この日の京都・徳山発をもってSANYO EXPRESS・まいこ号を廃止。

車内設備

3列シート、トイレ付き

[English Translation]